豊かになる前に高齢化!中国の一人っ子政策、現状と問題点について

多摩境は近年開発を行った比較的新しい街です。
それゆえ暮らしている人達の年代も全体的に若く、二人・三人と子供を連れた家族も多くみられます。

これから多摩境のマンション・住宅を購入しようとする人に向けて、将来の資産形成の指針になればと、聴取しているPodcastから備忘録としてメモしていきます。
以下、今回の出典は、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」より

伊藤洋一さん解説による、中国の一人っ子政策の現状と問題について。

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引越 格安




一人っ子政策のおさらい

  • 1979年に「一人っ子政策」を導入(2013年時点で34年が経過している)
  • 主に都市部で子供は一人までと決められている
  • これまで34年間にわたり、産児規制を国策として続けてきた結果、中国国内では様々な歪が出てきました。



    急速に高齢化が進んだ

    この34年間、男女二人で一組のペアから、一人しか子供が生まれなくなった。
    当然のように若者の人口は減って、結果的に急速な高齢化を招きました。

    中国国内の60歳以上の高齢者は、1億8千500万人(2011年時点)。
    これは日本人の人口全体よりも多い数字で、これが2050年には3億3千万人になる予想です。



    労働力人口が減少している

    18歳~65歳までの労働人口、働き手の数が減ってしまいました。



    男女の比率が崩れた社会を生んだ

    一人っ子政策の為、男子を尊ぶ傾向に拍車がかかった。
    稼ぎ手として子供をみた場合に、女子よりも男子を産みたいと考える家庭が多く、妊娠中に女の子と分かったときに堕胎をしてしまうケースが多いといいます。

    結果的に、結婚適齢期の男子が女子よりも1,600万人多くいます。
    これでは生活力の乏しい男子は結婚することが難しいですね。



    なぜやめないのか?

    これだけ負の側面が多い政策をなぜやめられないのか?

    二人目を産みたいという人は、地方政府に罰金を払うシステムになっていますが、これが地方政府にとっての大きな収入源になっている現状があります。
    加えて、地方政府の役人が賄賂を要求することも常態化していて、反対する声が多いということ。



    まとめとして

    日本の社会も高齢化が進んできました。
    社会が高度化し、人々は豊かになり、政府による産児制限がなくても、自然に出生率が減少したことで緩やかに高齢化しています。
    これは、欧米など他の先進国でも同じような傾向が見られます。

    中国の場合、政府による産児制限により、高齢化の時計を早めてしまったと言えます。
    伊藤洋一さんも仰っていました「中国は、豊かになる前に高齢化した」。

    中国国民は経済成長と繁栄により、その豊かさを享受する前に、高齢化してしまったようで残念です。


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