東京が世界一の物価高!デフレなのになぜ?


イギリスの経済誌「エコノミスト」は毎年、世界主要都市生活費調査を発表しています。
今年、発表されたランキングで東京が世界一の物価が高い都市にランキングされました。
ちなみに、2位が大阪なので日本国内でワン・ツー・フィニッシュを決めました。

Top 10 most expensive cities

1. Tokyo, Japan (+1 place)
2. Osaka, Japan (+1)
3. Sydney, Australia (+4)
=4. Oslo, Norway (+1)
=4. Melbourne, Australia (+4)
6. Singapore (+3)
7. Zurich, Switzerland (-6)
8. Paris, France (-2)
9. Caracas, Venezuela (+25)
10. Geneva, Switzerland (-7)

出典:CNN(February 4, 2013)

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どんな調査なのか?


  • 世界93カ国、140都市で調査
  • 食料品・家賃など160項目以上の製品・サービスなどの価格を調査
  • ニューヨークを100とした場合の指数を算出


  • ニューヨークを100とした場合、東京は152(ニューヨークの約1.5倍の物価高)・大阪は146です。



    代表的な価格差を紹介


      豚肉1kgを各国で比較した場合(全て円に換算)

    • 日本 2,390円
    • アメリカ 908円
    • イギリス 798円
    • 中国(北京)307円


      牛乳1Lを各国で比較すると

    • 日本 217円
    • アメリカ 96円
    • イギリス 99円
    • 中国(北京)127円


      タクシーの初乗りの場合

    • 日本 710円
    • アメリカ 248円
    • イギリス 285円
    • 中国(北京)133円


      ガソリン1L価格の場合

    • 日本 142円
    • アメリカ 81円
    • イギリス 151円
    • 中国(北京)92円



    デフレで物価が下落していたのではないのか?



    デフレと物価水準は関係ありません。
    デフレーションの定義は「物価が持続的に下落する現象」を指します。

    政府は2年以上続けて物価が下がればデフレと認定します。



    政府の掲げる物価上昇率2%目標には賃上げもセットで



    ただでさえ、世界最高水準の物価高なのに、これ以上物価があがっても良いのか?
    やはり、適正な水準で労働賃金も上昇しなければ、生活ができなくなります。

    安倍晋三首相も経済界に賃上げの要請を出し、いち早くローソンなど、複数の企業は賛意を示しました。

    社会全体で持続的に賃上げが行われなくては、物価上昇も起こりえないと考えます。



    まとめとして



    この調査結果は2013年2月に発表されたものですが、実際の調査・比較は前年2012年3月に行われています。
    当時、現在よりも円が高い水準が続いていたため、為替レートの影響を受けた結果が色濃く反映されています。

    これは日本円が高いということよりも、欧米による自国通貨安政策が上手くいっていた事を物語っています。

    今回の記事は、聴取しているPodcastから、内容を紹介しました。
    出典は、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」より、渋谷和宏さん「東京が世界一の物価高」です。


    カテゴリー: ラジオ・Podcast, 資産形成 パーマリンク